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Laboratory of Microbiology, Faculty of Veterinary Medicine, Hokkaido University

Apr 9, 2026
塩野義製薬株式会社と当研究室の共同研究論文として、2本の論文がPLoS ONE誌に掲載されました。
塩野義製薬株式会社と当研究室の共同研究論文として、大学院生の島津くんと客員研究員の三木さんによる2本の論文がPLoS ONE誌に掲載されました。
島津くんの論文では、ヒト用の抗インフルエンザ薬であるバロキサビルを、動物園などで飼育されている鳥類の高病原性鳥インフルエンザウイルス感染の治療に応用することを目的として、アヒルモデルを用いた投与プロトコールの検討を行いました。本研究では、薬物動態解析を通じて、他の鳥種に応用する際の薬効の指標となる基礎的なデータが得られました。
三木さんの論文では、実際の保全現場での利用を想定し、希少種ヤンバルクイナでのバロキサビル投与方法を検討しました。経口投与では吸収効率が低いことが示されたため、代替的な投与法として皮下投与を実施したところ、有効な血中濃度を維持できることが確認されました。
これらの研究成果は、希少鳥類保護の現場における高病原性鳥インフルエンザウイルス感染対策として、有効な治療法の確立につながることが期待されます。
論文は以下のリンクからご覧いただけます。
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