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Laboratory of Microbiology, Faculty of Veterinary Medicine, Hokkaido University
インフルエンザウイルスの分子生物学と異種宿主間伝播機構の解明
テーマ①
インフルエンザウイルスの受容体はシアル酸を含む糖鎖です。インフルエンザウイルスの宿主特異性はウイルスと糖鎖の結合特異性と標的細胞に分布する糖鎖の構造に大きく左右されます。当研究室ではシアル酸糖鎖の構造多様性に着目した研究を展開し、インフルエンザウイルスの宿主特異性の再整理を目指しています。
このテーマに関する最近の成果:
Harada et al., Virology, 2025; Kobayashi et al., Virus Res, 2022
テーマ②
インフルエンザウイルスは宿主細胞の糖鎖を利用して感染を開始することが知られています。当研究室では糖鎖を介した宿主–ウイルス相互作用に加えて、感染症における糖鎖の役割についての総合的理解を深めるために、「感染症糖鎖生物学」というユニークな研究を展開しています。
このテーマに関する最近の成果:
Kobayashi et al., J Virol, 2025; Hiono et al., J Proteome Res, 2024
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